シルクプロジェクトとは、カイコを卵から育て、最終的には絹糸の生成にチャレンジする理科・社会・家庭科の教科横断的な取り組みです。
(第1章)
(第2章)
6月から7月にかけて中1中2のプロジェクトチームで世話をしてきたカイコですが、80個ほどの繭を作り出すことができました。その繭の一部を使って、絹糸づくりを行いました。製糸工場のような機械はありませんので、完全手作りで行いました。
まず、重曹を入れたお湯でまゆを1時間ほど反応させ、セリシンという粘着性のあるタンパク質をとかし、フィブロインという繊維をむき出しにします。その後、ふわふわになったわたを引っ張りながら、糸を紡いでいきます。生徒たちは推しの話をしたり、カイコの思い出話をしたりしながら、のんびりゆっくりと糸を紡ぎました。太さや強度は人それぞれで、手作り感あふれる絹糸をつくることができました。
これまでのシルクプロジェクトの取り組みは校舎2階理科研究センターに展示してありますので、お立ち寄りの際は是非ご覧ください。