高2公共の授業では,「司法(裁判員制度)」について学習しています。近年,成人年齢が18歳に引き下げられたこともあり,「司法と私たち」との関係が重要視されています。また,「新課程入試」において,実際の授業の中で生徒同士の探究的な活動が大学入試で出題されることもあり,昨年度に引き続き,鶴見大附属高校オリジナルの「模擬裁判」に挑戦してもらいました。
事件は教員がフィクションとして考えた具体的な事件を扱い,生徒は被告人・検察官・弁護人・傍聴人などの役を演じてもらい展開していきました。最終的には裁判官と裁判員役の生徒に評決まで行い,裁判の流れを体感してもらいました。
今後も高2公共では,単に知識習得にとどまらず,自ら「主権者」として考えたり,現代社会の諸課題について学んでいきたいと思います。