学力向上
生徒の主体的な学びを促すために生まれたのが、「教科エリア」型校舎です。ホームベースからの動線をスムーズにするため、教科エリアはホームベースを包み込むような造りとなっています。授業ごとに教室を移動することから、生徒には「自ら学びに行く」意識が生まれます。教科エリアの中心には、教員がいる「研究室」と受験参考書などの学習関連資料がそろう「メディアセンター」を設置。生徒の主体性と自ら学ぶ力を伸ばし、学力向上を支えています。
人間形成
「ホームベース」は、ホームルーム教室として機能しているほか、「禅」の精神に根ざした人間形成を目指す場です。本校の一日は、ホームベースでの黙念に始まり、黙念に終わります。心を落ち着けて自分を見つめることで、今ここに在ることへの意識が生まれ、周りに対する感謝の気持ちが育まれていきます。ホームベースは基本的に扉を開放した状態で使用されるため、常に明るく活気にあふれています。
本校の学習サイクル
学びのキーワード
小テスト | 国語は「漢検」、英語は「英検」を直近の目標としつつ、大学入試に向けた基礎力養成を図る為に、年間スケジュールに基づいて、放課後週1回小テストの形式で効果的に実施しています。 |
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視聴覚教育/ICT教育 | 各教室にはwifi環境とプロジェクターを備えており、映像を写しながらの板書や解説というような視覚的に学習ができる授業、ICT教育が実施されています。また、電子黒板や書画カメラを活用した授業が行われています。 |
学びのキーワード
学習支援室 (進路資料室) |
現役の大学生が「学習支援員(チューター)」となり、放課後を使って勉強内容に関する質問や進路相談に応じています。 |
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フェローシップ | 定期テスト前の学習意欲の高まる時期に合わせて各教科メディアセンターに主要5教科の先生が待機、生徒の質問に、基礎から発展まで個別に対応し、生徒の意欲にしっかりとこたえます。 |
将来を見すえて、学習活動を振り返る - Gyro手帳・ファイル
生徒一人ひとりが日頃の学校生活を自己管理しながら、将来を見すえて学習活動に取り組むことを目的として、新入生全員に手帳と2種類のファイルを配布しています。この手帳・ファイルは、定期テストをはじめ、毎日の学習の記録、成績関係資料など学習全般の整理、保管に活用しています。また、進路研究をおこなう際にも、ワークブックや資料の整理に役立ちます。

学びのキーワード
ジャイロ手帳 | 学校行事や時間割などの予定、忘れてはいけない持ち物や提出物、今週の目標を書いておきます。 授業内容や、何をして過ごしたかを記入。これにより、自分の時間の使い方を客観的にみることができます。 日々の学習を記録し続けることで、自然にPDCAサイクルが身につき、学習習慣の確立を促します。週ごとにクラス担任がチェックし、励ましのコメントを記入します。 |
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ジャイロファイル | 青いファイルに定期テストや模試の成績表を綴じ込みます。一人ひとりの学校生活や学習活動を自己管理し、クラス担任、保護者と連携しながら活用しています。このほかに、「進路サポート」の緑ファイル、「研修修学旅行」のファイルがあり、ファイルは生徒のやる気を促すものになっています。 |
スタディプラン (duco) |
入学時に「学習の手引き」(スタディプラン)として配布される冊子です。コグノスコとはラテン語で「知る」「学ぶ」という意味があります。これから始まる3年間の学習をよりよいものへと導くための手引きです。 |